先日、HEAL奇跡の治癒力にも出演していた世界的に有名な生物学者:ブルース・リプトン博士が、新型コロナウィルスについてのコメントを聞きました。
一般的には、インフルエンザや風邪の流行る季節は、冬です。
なぜかと言えば、寒い季節の方が、ウィルスを複製活動させる環境になるからです。
ウィルスは、呼吸器系による空気の出入りを通じて、肺に入ります。
本来は、人の体温(通常37°C)においては、ウィルスの複製活動は妨げられています。
体温より高い温度では、複製しないのです。つまり、低体温の状態でなければ、仮に外からウィルスが侵入しても、複製されるリスクは極めて低くなります。
複製活動が少なければ、仮に、風邪のような症状があっても、シビアな状況になる可能性は低くなることがわかります。
しかし、冬のように外気温が低く、呼吸の度に、冷たい空気が気道に入り、温度が失われると、肺も含めて、体温が下がり、ウィルスの複製活動には、最適な環境になる可能性も否定できません。よって、寒い季節には、体温が下がることで、ウィルスの活動を促進させます。
さて一般的に、ウィルスは生きていると思われがちですが、実は、ウィルスは、「生物」ではありません。その理由は、自らの細胞を持たないからです。
他の細胞に入り込んで、その力を借りて、増えていきます。いわば、他力本願の類です。
分かりやすく説明すると、ウィルスは、USBのメモリースティックに例えられます。
写真のように、パソコンに差し込むと、中のソフトウェアやアプリが稼働して、メモリースティックからのその情報を取り出して、初めて、中身が、画面いっぱいに広がります。
ですから、パソコンがなく、メモリースティックだけでは、何の有効性もありません。
この場合、人の体(細胞)が、パソコン本体で、ソフトウェアやアプリが環境になります。いわんや、ソフトウェアやアプリという環境がなくては、メモリースティックを発動させることが出来ないので、「心配ご無用」です。
最悪の状態にならないことは、誰もがお分かりになることでしょう。
この事実を理解すれば、外側からの脅威に対して、必要以上に恐れることはありません。
無論、ウィルスの侵入を防ぐ努力も大事ですが、もっと大事なことは、ウィルスが、複製活動できない体内環境を作ることだと思います。
何故なら、人との接触を8割抑えようが、手を30分ごとに洗おうが、相手との距離を2メートルにしようが、ウィルスとの接触率をゼロにすることは、不可能だからです。
ホリスティックな観点から、感染症への対策は、外からのリスクを軽減することはもとより、
感染したと仮定しても、ウィルス複製活動にとっては、適切でない体内環境にしておく努力を怠らないことです。
また、人として、自分が、フラフラしすぎて、感染源にならないことは、留意する必要があります。
先に触れたように、「恐怖」の心は、自己免疫力にブレーキをかけます。
いま、自粛していることが、ストレスと感じているなら、自粛の時だからこそ、普段は出来ないことをやってみようと、思うことで、慢性的なストレスが軽減されるかもしれません。
これこそ、「ものは考えよう」の精神です。
また、ストレスが軽減されると、腸の状態が良くなります。
今この時こそ、普段は、外食が多く、偏食の多い生活から、Eat at home(家でごはんを食べる)ことで、食事の良い選択が、出来るかもしれません。
ストレスのない心と、適切な食事は、適切な消化を促します。
その結果、腸の状態は良くなり、腸管免疫力は、グッとアップすることでしょう。
これに加えて、お風呂に入り、さらに心をリラックスさせ、温熱効果で、ウィルスの活動を抑制できる適切な体温を維持する生活こそ、ホリスティックな感染症対策になります。
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